【ミリマス】まつり「わたしの、お姫様」
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2:名無しNIPPER[saga]
2019/06/01(土) 20:35:49.86 ID:ON/YBn7N0
――回想。一時間前


P「育、全体練習お疲れ様! この後の予定は1時間後にトゥインクルリズムのアクション演出についての打ち合わせだ。それまでゆっくり休憩しておいてくれ」

育「……ねぇPさん」

P「ん? どうかしたのか?」

育「あのね、わたし、みんなとのレッスンだけじゃなく一人だけの練習もしたい。こんどのアリーナライブに向けて、歌もダンスももっともっと上手になりたいから」

P「育、なんでまた急に……今日の全体練習でもしっかり踊れていたし、美奈子たちも褒めてたじゃないか。今回の形式になってから13人で合わせるのは初めてなのに、すごいって…」

育「うん。ユニットごとにパート分けされた『Princess Be Ambitious!!』をみんなで歌って踊るのは今日が初めてだったけど……」

P「そうだな。だから慣れてるはずの百合子や可奈が戸惑うシーンもあった。居残り練習を志願した二人には、奈緒たちが付き添ってくれてるが…」

育「Pさん……百合子さんが間違えたあの間奏のステップ、わたしもちゃんと踊れてなかったはずだよ。だってわたし昨日までずっと、百合子さんの動きを参考にしてたんだもん」

P(確かにそうだ。この曲も含めて昨日まではトゥインクルリズムの3人だけで練習していた。百合子や亜利沙に合わせていたなら、前列の閃光☆HANABI団とはどうしてもズレてしまう)

育「でも奈緒さんたちもPさんも、さっきわたしのこと注意してくれなかった。それって、子どものわたしなら少しズレてても問題ないってこと?」

P「いや、そういう意味じゃなくてだな……」

P(全体練習初日でこのくらいの進捗なら及第点だと思ったんだが……百合子たちの居残りも、あくまで本人からの申し出だし。ただ何にせよ、これは俺のミスだな)

育「確かにこの曲のダンスはむずかしいけど……わたしが子どもだからまちがえててもいいって思われてるなら、そんなのぜったいいやだよ!」

P(どうしようか。育の気持ちも汲みたいが、かといって無闇に要求水準を上げるわけにもいかない。今回育には激しいアクションも担当してもらうからな。怪我のリスクは避けないと…)


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