シンジ「すべてを受け入れようと思う」
1- 20
51:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:44:42.49 ID:VZdRWGZA0
「碇さん!!」
 砲撃の揺れに耐えるため、コンテナにしがみついていたサクラが思わず駆け出して行く。
「勝手もいいですけど、エヴァにだけは乗らんでくださいよ!ホンマ勘弁してほしいわ……」
 シンジは、その言葉に困惑した表情になる。自分とエヴァになにがあったのか。自分にはその記憶がないからだ。


52:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:49:27.47 ID:VZdRWGZA0
『緊急事態発生! 緊急事態発生! 検体と綾波シリーズが接触!』
「あんのバカ!っとに、退屈させないんだから!! コネメガネ!!」
 アスカは廊下を駆けながらマリとの通信を続けていた。
「あいあ〜い。わる〜い魔法使いに連れてかれないようにってね」
 すっかり準備を整えていたマリが、威勢の良いかけ声で答える。エヴァ8号機を格納していたハッチが回転すると、ピンクの機体が迫り上がって空の空気に晒された。


53:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:52:31.32 ID:VZdRWGZA0
「的を〜狙えば外さないよぉ〜♪ヘーイ、カモォ〜ン♪」
 ハンドガンを構えた姿勢でヴンダーの側部に登場した8号機は、0号機の頭部を捉えて発砲する。マリの放った銃弾は、見事に0号機の側頭部に直撃。マリは、エントリープラグを放出すると、ヴンダーの甲板を駆けて0号機との間合いを一気に詰める。
「よっしゃー!」
 8号機の放った弾丸がことごとく0号機に命中する。0号機の頭部は既に吹き飛び、首だけの状態になっていた。マリは、構わず銃弾を浴びせながら0号機との間合いを詰めていく。しかし、0号機は激しい攻撃を意に介さず、背中から羽のようなものを伸ばすと、それをロケットブースターのような型に変形させた。
「やっぱし……『アダムスの器』か!?」
以下略 AAS



54:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:57:52.91 ID:VZdRWGZA0
「……彼を初号機に優先して奪取という事は、トリガーとしての可能性がまだあるという事よ。ミサト、DSSチョーカーを」
 ミサトはボタンを押せないまま硬直していた。
「次は……次は、押すわ」
 リツコは、そう言って手を下ろしたミサトの後ろ姿を見つめる。
「副長より通達。検体は無事よ。マリにも通信伝えて。追撃不要。無駄玉を撃つなってね。各位、損傷個所の応急処置と偽装作業を再開」
以下略 AAS



55:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:59:10.19 ID:VZdRWGZA0
一旦ここまで。


56:名無しNIPPER[sage]
2019/05/28(火) 17:09:49.68 ID:Ol1aQGaAO

特に決まってるわけではないけど、地の文と会話文の間は一行空けた方が読みやすいかも


57:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 18:15:35.40 ID:VZdRWGZA0
意見ありがとう。
見やすさを意識していろいろテストするので重複レスを投稿します。


58:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 18:17:21.61 ID:VZdRWGZA0
 その日、地球の遥か上空に位置する宇宙空間で、ある極秘の軍事作戦が行われようとしていた。ノイズの膜に被われた音声が、電波に乗って真空の暗闇を飛び交う。その声は、任務の中核を担う一人の少女の耳に届いていた。


『追跡班、両機の現在位置を報告』
『ポッド・ツー・ダッシュ、作戦高度に到達。予定軌道に乗った』
以下略 AAS



59:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 18:24:30.30 ID:VZdRWGZA0
これが会話文を一括りにして地の文と行間を一行〜空けた場合の投稿。
個人的な感想として、会話間に行間を空けるとスカスカな印象になるけど読みやすい?
まぁ使ってるブラウザに依存するところでもあるんだろうけど、この形式でいくなら頻繁に行間空けないといけないよ。


60:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 18:29:46.85 ID:VZdRWGZA0
■■テスト中■■


 アスカは顔色を変えて周囲を見渡した。しかし、敵は見当たらない。

以下略 AAS



69Res/44.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice