54:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:57:52.91 ID:VZdRWGZA0
「……彼を初号機に優先して奪取という事は、トリガーとしての可能性がまだあるという事よ。ミサト、DSSチョーカーを」
ミサトはボタンを押せないまま硬直していた。
「次は……次は、押すわ」
リツコは、そう言って手を下ろしたミサトの後ろ姿を見つめる。
「副長より通達。検体は無事よ。マリにも通信伝えて。追撃不要。無駄玉を撃つなってね。各位、損傷個所の応急処置と偽装作業を再開」
その頃、甲板まで辿り着いていたアスカは、天井のハッチから上半身を外に出して、呆然と剥がれ落ちた零号機の痕を見つめるシンジに視線を向けていた
「ふん、あれじゃぁ、馬鹿じゃなく……ガキね」
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