48:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 15:39:15.89 ID:VZdRWGZA0
シンジが大声で叫んだ瞬間、部屋の壁が閃光で吹き飛び、爆発音と煙が二人を包み込んだ。
「キャー!」
突然の出来事にサクラが悲鳴を上げる。ガラガラと瓦礫の崩れる音が降り注ぐ中、外から吹き込む風によって立ち上った煙は直ぐにかき消された。気がつくと、ヴンダーの壁にぽっかりと空いた大きな穴から、巨大な人の形をした手がシンジの目の前に差し出されていた。
「ヱヴァ……0号機……?」
差し出された手のひらの先には、白い機体に大きな一つ目のカメラアイを備えた巨人の姿があった。カメラアイがシンジの姿にフォーカスする。そして、エヴァ0号機から綾波レイの声が発せられた。
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