シンジ「すべてを受け入れようと思う」
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10:名無しNIPPER[saga]
2019/05/28(火) 14:31:30.38 ID:VZdRWGZA0
パターン青!?どこにいるの!」
 アスカは顔色を変えて周囲を見渡した。しかし、敵は見当たらない。
『妨害物はコード4B。フィールド反射膜を展開中』
 オペレーターの音声が届く。敵は目の前にいた。アスカが捕えたコンテナは、正方形の面をサイコロの展開図のように広げて、あっという間に長い触手を作り上げてしまった。
「ちっ、しゃらくさい!再突入直前だっちゅうの」とアスカは言った。
 アスカはその光景を目にしながらも、全く怯む様子を見せない。
「コネメガネ!援護!」
 アスカは、マリのいる方向へ顎を向けて激を飛ばした。しかし、マリの乗った機体は、掩護射撃を一発打ち込んだところで大気圏への突入を開始してしまう。仕方なく超長距離ライフルを手放したエヴァ8号機は、正面の楯を蹴り飛ばして離陸体勢を取った。
「めんご!高度不足でお先に!あとはセルフサービスで……よろぴくぅ〜」
 マリの音声が、通信不良で途切れる。


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