夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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189: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 23:29:44.06 ID:ve+l2aZk0
クラリス「能力は先天的なものを自覚するか、あるいは人でない者に付加されることがほとんどです」

ちとせ「私は後の方かな」

裕美「ちとせさんは両方だよ」

涼「……」

クラリス「スーパーレッド含め、突如として能力を得た人間がこの地域で増えています」

裕美「能力を目覚めさせることが出来るから」

奏「スーパーレッドは力を得る前に誰かに会ったと言っていたわ」

涼「誰か、か」

ちとせ「……」

クラリス「私達は『チアー』と呼んでいます」

裕美「チアー?チアリーディングのチアー?」

クラリス「歴史を紐解けば、複数の存在が確認されています」

颯「前にもいたの?」

クラリス「はい。この能力により、時の指導者となった人物もいます」

奏「へぇ……」

クラリス「能力の強度は様々です。自他共に気づかない程度の場合もあります」

涼「例えば、どんな感じなんだ?」

クラリス「才能を伸ばす程度の場合もあります」

裕美「それなら、先生とかにもいるのかな」

クラリス「そうかもしれませんね。勉学の才能を少しだけ伸ばすなら気づかれません」

涼「だが、今回の相手はそういう類ではないな」

クラリス「ええ」

ちとせ「スーパーレッドは怪力だった」

裕美「人の才能を伸ばす、だけじゃないよね」

涼「人の枠を外れるまでに能力を高めるのか」

奏「それとも、能力を付加しているのかしら」

ちとせ「あるいは、眠っている力を目覚めさせるとか?」

クラリス「詳細はわかりませんが、こちら側に対抗できるような『チアー』の能力であることは間違いありません」

ちとせ「シスター、聞いていい?」

クラリス「どうぞ」

ちとせ「その『チアー』はどうして私達を狙うの?」



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