夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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165: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 22:58:44.68 ID:ve+l2aZk0
ちとせ「うん。りあむ、あなたが良い。あなたがあなたを千夜ちゃんより先に見つけて。そうしたら、千夜ちゃんも自分で見つけられる」

りあむ「……」

ちとせ「私は一緒にいられない。私は吸血鬼にならなくても、見つける手本を示せなかったかも。でもね、りあむならできるよ」

りあむ「本当かなぁ……?」

ちとせ「私は信じてる……そうじゃなかったら……」

りあむ「ちとせ……?大丈夫?どこか痛むの?」

ちとせ「千夜ちゃんの近くから離れた意味がないから……だから……」

りあむ「えぇ……いきなり、泣くなよう……」

ちとせ「私は……こちら側で……千夜ちゃんの無事を祈るだけにしないと……」

りあむ「ちとせ、怖かったんだ。自分が死ぬのも、白雪ちゃんと別れるのも」

ちとせ「……うん」

りあむ「うん。さっきの約束もがんばる。ちとせが信じてくれるなら、ぼくは出来る。たぶん。きっと。おそらく」

ちとせ「ありがと……」

りあむ「ぼくは泣くのを止められないよ。それに、ここで泣かないと……人間のちとせはいなくなっちゃうよ」

ちとせ「うん……」

りあむ「出てくね、泣いてるのを見られるの恥ずかしいよね」

ちとせ「ううん、いて……そうじゃないといつまでも振り切れなそうだから」

りあむ「……うん。ちとせがそう言うなら、そうする」




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