夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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155: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 22:49:03.50 ID:ve+l2aZk0
千夜「残念ですが、お嬢さまは吸血鬼ではありません」

奏「下がっていて」

りあむ「うん、お願い」

奏「お願い、聞いたわ」

裕子「吸血鬼ではない?どういうことですか!?」

千夜「所詮はウワサです。お嬢さまは人間です……体の弱い私の大切な人です」

裕子「ははーん、私を騙そうとしていますね!吸血鬼の使いですか!?」

千夜「違います。私は、ただの……」

りあむ「……」

千夜「ただの白雪千夜です。堀裕子さん、あなたは間違えました」

裕子「何をです?」

千夜「正義の名のもとに間違った標的を狙いました。それを悪事以外の何だというのですか」

裕子「間違えた?そんなはずは!」

千夜「話は終わりです。その力ごと、忘れてください」

裕子「忘れるわけにはいきません!目覚めた力、活用してみせます!」

りあむ「あっ!危ない!」

千夜「くっ……」

裕子「え、なんですか!なにが起こってますか!体が動きません!」

奏「お疲れ様。聞きたいことは聞けたかしら?」

千夜「助かりました。お願いします」

りあむ「白雪ちゃん、こっちこっち!」

裕子「どういうことですか!何かに抑えつけられてる?体が言うことを聞かない?わかりません!」

奏「何が起こったかも理解できないなんて、人間は弱いわね」

裕子「ひっ、何者ですか!」

千夜「……」

りあむ「白雪ちゃん、あれ見える……?」

千夜「見えました……背中に羽?」

りあむ「真っ白……」



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