夢見りあむ「7人が行く・EX1・エクストライニング」
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14: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2019/05/26(日) 19:35:11.80 ID:qERzXi2O0


S大学付属高校・玄関前

S大学付属高校
S大学の敷地内に併設されている付属高校。大学と同じく由緒ある高校とのこと。

りあむ「時子サマのメモ、吸血鬼の末裔は補習を受けてるってなに?おバカちゃんなの?」

多田李衣菜「凄い髪の人がいるけど……何だろう」

多田李衣菜
S大学付属高校の3年生。フォー・ピースのリーダーでGt&Vo。自主練の帰り道に厄介事を見つけてしまった。

りあむ「あ」

李衣菜「目があった」

りあむ「まずい、りあむちゃんは女子高生の出待ちをしてる不審者じゃん!」

李衣菜「しかも、独り言が大きいし……よし、声かけちゃおう。防犯には声かけだよね」

りあむ「ヘッドフォン外した!近づいてくる!」

李衣菜「こんにちはー、誰か待ってるんですか?」

りあむ「えっと……」

李衣菜「……」

りあむ「ここで聞かないと一生そのまま!ぼくは探してる!」

李衣菜「あはは……えっと、何を?」

りあむ「吸血鬼……吸血鬼の末裔を探してる!」

李衣菜「あー、吸血鬼の末裔か」

りあむ「知ってるの?」

李衣菜「うん。金髪で紅い眼で見ればわかるから、ここで待ってるといいよ」

りあむ「ホント?嘘ついてない?ぼくをあしらおうとしてない?」

李衣菜「嘘はついてないかな、うん」

りあむ「こんなぼくに話しかけてくれる、天使……エンジェルドリームだ……」

李衣菜「あはは……そういうわけだから、きっと会えると思うよ。それじゃ!」

りあむ「あ、えっと……ありがとう、ございます」

李衣菜「気にしないで!ばいばい!」

りあむ「話しかけてくれなかったらムリだった……1日で2人もぼくにかまってくれる聖人に会えるなんて良い日だ。よし、待とう。待つのは得意だもん!」



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