51:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 11:11:37.96 ID:YWfCY9A20
「学校どうだった、サーヤ?」
そしてこの世界のPoppin'Partyのみんなと共に歩く帰り道で、沙綾はカスミにそう尋ねられた。
「どう……うーん、なんていうか新鮮だな、って感じ?」
「新鮮?」と沙綾の言葉を聞いたタエが首を傾げる。
「うん。私、元の世界だと定時制に通ってるんだ。だから明るい教室で授業受けたり、みんなとご飯食べたりっていうのがちょっと新鮮」
「夜に学校……ちょっと楽しそう」
「あはは、そんなにいいものじゃないよ。定時に通うのは私だけで……ひとりぼっちだし」
「そうなんだ。それはちょっと嫌だな。サアヤは大変だね」
「まぁ、ちょっと寂しくなる時もあるけど……もう慣れちゃったから平気だよ」
「…………」
そうなんでもないように言った沙綾は、カスミとアリサとリミが何か意味深な視線を送ってきていることに気付く。
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