111:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/25(土) 12:01:10.03 ID:YWfCY9A20
さーやも、サーヤも……いっつも自分ひとりで色んなことを抱え込む。みんなに心配かけないようにって、自分だけでなんとかしようとする。無理にでも笑おうとする。私が知ってるさーやは最近そういうことが少なくなったけど、いま私たちの傍にいるサーヤは昔のさーやそのものだ。
そういえば、文化祭の時は本気でさーやに怒っちゃったな。今ではもう懐かしいことを思い出して、香澄は少しだけ照れくさい気持ちになる。
流石に今回はそんなことをするつもりはない。喧嘩するのなんて嫌だし、すれ違って寂しくって悲しくって涙を流すことなんて、出来れば二度としたくない。そんなことをする必要だって、きっとないはずだ。
香澄の胸中には妙な確信があった。それは直感とか、そういう風に呼ばれる類のものだ。
何の確証も根拠もないし、ただの自分の勘でしかない。だけど、それでも……。
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