49:名無しNIPPER
2019/05/24(金) 22:36:31.24 ID:ERzHuNUU0
凛世ちゃんは、私の告白を聞いても表情は動いていないように見える。むしろ喜んでいるように見えた。瞳が先ほどより大きくなっていた。赤く夕焼けのように優しく瞬いている瞳は私の見ている景色さえも夕日のように赤く染めている気がした。
「凛世は……嬉しく思います」
「嬉しい、ってなんで?」
「凛世の感性は、恋は……間違っていなかった、凛世と彼の方との出会いは本物だと……認識できましたゆえ。智代子さんと同じであることに……とても安堵しているのです」
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