21:名無しNIPPER
2019/05/24(金) 22:16:55.55 ID:ERzHuNUU0
「この経験がいつか身を結ぶかもしれないわね。これから私たちは有名になるもの」
夏葉ちゃんの宇宙の深淵のように輝く瞳に吸い込まれるぐらい、彼女に凝視されている。
「私たちはアイドルとして恋の歌を歌うかもしれない、私たちが女優として恋する少女の役をするかもしれない。その時、あなたはもう『恋』というものを知っている。あなたはそれを歌い、演じるのに有利になるのよ」
……改めて、夏葉ちゃんの考えは綺麗だなぁって思った。すべてをアイドルのために生かす考えができて、すごい。
私はそんな考えができなかった。もしかしたら誰にでもできない、夏葉ちゃん特有の考えなのかな。曇っていた空に日差しが差し込んでその瞬間晴れの青が視界にぶわーっと現れるような、そんな感覚。
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