一休「夜な夜な悪さをしているのは屏風の虎ではありません」 将軍「何?」
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名無しNIPPER
[saga]
2019/05/19(日) 00:04:05.80 ID:V3yOkWnx0
「それで、お前はどうした」
「どうしたって、そりゃあ、食っちまったに決まってるだろ、生きたままな」
「この腹具合だと……そうさなあ」
化生は腹をさすりながら、こう言った。
「今頃は手足も頭も溶けてなくなって、胴体だけになってる頃合いだろうよ」
この言葉を前に新右衛門は激昂。
足利義満を隠し通路へ避難させると武官達を率い、化生に打ち掛かる。
だが如何に陣を組み槍で突き矢を放とうとも化生を止めることは出来なかった。
高笑いしながら炎と雷撃を放つ化生を前に、武官達は一人また一人と倒れていく。
それでも、新右衛門は決して諦めなかった。
彼自身、身体は大火傷を負い右目が既に無い状態であったが、化生を追い続けた。
雷で破壊された廊下を通り、炎によって焼け落ちた城門をくぐり、城下町に差し掛かった頃には、既に新右衛門は一人きりだった。
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