「路地裏で猫を撫でたら、不思議な場所についた」
↓ 1- 覧 板 20
1:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/11(土) 18:10:33.78 ID:HFGR9fg7O
先ほどまで右手にあったふわふわとした感触はもうなかった。
突然路地のアスファルトが苔の匂いのする地面に変わり、薄汚いファミリーレストランの裏手は太い幹回りの木々に変わった。
「えっ?」
状況が分からず、思わず口から声が漏れた。
左手には書類の入った通勤用のカバン、恰好は退勤時のパーカーのまま。
傍らには、帰ってクリーニングしようと思っていた白衣が無造作に丸まっている。
幻覚でも見ているのだろうか?
見上げると、先ほどまで夕闇の色だった空には、木々の隙間から見える真っ白な太陽が昇っていた。
「おんやぁ、ヌシは誰ぞ?」
後ろから、中年男性を思わせる声がした。
ああよかった。
何か起こっているかさっぱりだが、とりあえず人がいる。
「すみません、ここっていったいどこなん――」
勢いよく振り向いて、とうとう彼は――望田大樹(モチダ ダイキ)は声が出せなくなった。
「ここはツンガリ森の湖側じゃがどうした、迷子かね?」
目の前には、かっちりとスーツを着こなした猫が二本足で立っていた。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/11(土) 18:26:19.38 ID:HFGR9fg7O
――――
――
3:名無しNIPPER
2019/05/22(水) 23:58:40.90 ID:jFHF2Qqxo
まだか
4:名無しNIPPER[sage]
2019/05/23(木) 00:45:55.81 ID:3h+2WALL0
名前ありのキャラってここでは嫌われるよ
なろう当たりでやった方がいい評価もらえると思う
5:名無しNIPPER
2019/05/23(木) 19:34:45.33 ID:RBLjgTpbO
>>4
そんなことはないとおもうが
6:名無しNIPPER[sage]
2019/05/27(月) 06:48:38.50 ID:Twbqv8gg0
全くそんなことないから気にせんほうがいいぞ
とっくりの切れ目は縁の切れ目と同レベルで気にせんでいい
6Res/3.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20