千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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54: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/12(日) 12:58:53.44 ID:DoNfZkVt0

 「ピピピピピィィィ!!!!!!!!」


それは、真っ赤の宝石を光らせながら飛び出したコラン。


ルビィ「コランッ!!! いけぇーーーっ!!!!」

 「ピピピィィ!!!!!!!」


コランは宙に浮くボールに渾身の“たいあたり”をかまして、

それに弾かれたボールが、再びパルキアの額を捉え、

──ぶつかった。


 「バァァァァァ──」


雄叫びごと、掻き消されるようにパルキアはモンスターボールに吸い込まれ。

突き出した“だんがいのつるぎ”の上に落ちて、揺れる。

── 一揺れ。

──二揺れ。

──三回、揺れて……。

──……ボールは大人しくなった。


善子「はぁ……はぁ……」

千歌「……はぁ……はぁ……」


二人は息を切らせながら、

ルビィの元へと飛んできて、


ルビィ「千歌ちゃん! 善子ちゃん!」


ルビィの立っている、グラードンの頭の上に降り立って、


千歌「ルビィちゃん!」

善子「ルビィ!」


そのまま、二人して抱きしめてくる。


千歌「やった!! やったよ、私たち……!!」

善子「……ホント、お手柄……!!」

ルビィ「うん……!!」


さっきまでの荒れ模様が嘘のように、雨雲は消え去り、快晴の陽光が差し込む中、


千歌「──私たちの……!! 勝ちだーー!!!!!」


千歌ちゃんの勝ち鬨と共に、伝説のポケモンとの死闘は終わりを迎えたのでした。





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