千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 06:12:41.79 ID:DoNfZkVt0
──スルガ海。
「バァァァァァル!!!!!!!!」
飛んでくる、“あくうせつだん”。
千歌「──……そこっ!!」
「グゥゥァ!!!!!!!!!」
再び、ルカリオが斬撃を切り裂く。
コツがわかってきた。それに加えて、今はすごく気分が高揚している。まるで失敗する気がしない。
ただ──かなりの集中力が居る防御戦法だから、さすがに攻撃しながらは出来ない。
曜「カメックス!! “ハイドロポンプ”!!」
「ガメェーーーー!!!!!」
梨子「チェリム!! “ウェザーボール”!!」
「チェリリッ!!!!!」
善子「ゲッコウガ!! “みずしゅりけん”!!」
「ゲコガァッ!!!!!」
皆も攻撃を続けてはいるけど、ほとんどが“アクアリング”に掻き消されて、ほとんどダメージになっていない。
善子「く……もうこっちにまともに通る技が残ってない……!」
梨子「いくら千歌ちゃんが、攻撃を防いでくれるって言っても、このままじゃ……」
曜「ジリ貧……」
PPにも限界がある。
……どうにか、パルキアに通る攻撃が使えるポケモンが居れば……。
* * *
──スルガ海、上空。
花丸「千歌ちゃんたち……苦戦してるずら……」
ルビィ「…………」
ルビィたちは上空から、千歌ちゃんたちの戦闘を見守っていました。
花丸「マルの手持ちも、もうほとんど戦闘出来る状態じゃないし……ルビィちゃんの手持ちも伝説のポケモンを倒せるようなパワーは……」
ルビィ「…………」
花丸「ルビィちゃん……?」
ルビィ「ねえ、花丸ちゃん」
花丸「な、なんずら?」
ルビィ「……ルビィ、また巫女の力を使ってたんだよね」
巫女の力……宝石を輝かせる力。
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