千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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429: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/18(土) 00:08:59.65 ID:x2+V1vVn0

千歌「……果南ちゃん?」

果南「ホント……ポケモンとトレーナーの可能性は、面白いね……っ」


果南ちゃんはそう言いながら、本当に可笑しそうに笑う。


果南「こんな戦いになるなんて……考えてもみなかった。……最後の最後で、ポケモンの新しい可能性を……見れた気がするよ」


そう言いながら、果南ちゃんは──


果南「い、つつ……っ」


起き上がろうとする。


千歌「か、果南ちゃん……!?」

果南「……千歌……っ」


果南ちゃんがよろよろと歩いてきて、

今にも倒れそうな足取りのまま私たちに近付いて──手を差し出してきた。


千歌「……!」

果南「本当に……本当に楽しい、最高のバトルだったよ……!!」

千歌「……うんっ!!」


私は、果南ちゃんの手を、握った。

もうお互い、まともに動くこともままならないはずだったのに、

その握手だけは──お互いの健闘を心の底から讃えあう、この握手は、

お互いとても力強い握手だったと言うことを、私は一生忘れることはないと想う……。






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