千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/18(土) 00:03:58.71 ID:x2+V1vVn0
ラグラージの拳が──向かってくる。
もう身体がロクに動かない。バクフーンも同じだよね。
でも──
千歌「諦めたりなんか──するもんか……!!!」
「バク、フーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バクフーンの背中に炎が滾る。
千歌「──“かえんほうしゃ”!!!!!」
「バクフーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
至近距離、迫る拳に向かって、バクフーンの“かえんほうしゃ”が噴き出される。
「ラァァァグッ!!!!!!!!!!!!!」
果南「これで、本当に終わりだよ……!!! 千歌ァッ……!!!!」
千歌「ま、だ、だァぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「バァァァクゥゥゥゥ、フゥゥゥゥッゥーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!」
バクフーンの雄叫びとともに、火力が倍──いや3倍、4倍、いやもっともっと大きな火力になる。
果南「ぐっ!!? 火事場の馬鹿力!? でも、それだけで私たちの“アクアハンマー”は越えられない!!!!」
「ラァァァァァァアァァァァグゥゥゥゥッ!!!!!!!!!!!」
炎がどんどん押されて行く。
千歌「もっとぉ!!!!! もっとだぁぁぁぁ!!!!!!」
「バァァァァァァクフゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっとだ、もっと火力を増すんだ、
──そのとき。
ポケットが熱くなる。
千歌「──“ほのおのジュエル”……!」
これは、ポケモンが使うものだった気がするけど……何故か、ジュエルは私に反応して、赤く、熱く──光っていた。
果南「!? な、なにっ!!?」
千歌「…………」
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