千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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412: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 23:36:23.95 ID:dd6+2abs0

果南「な……まさか、上からヌオーをヤドランの頭上に狙って堕とした……!?」

千歌「“かまいたち”で吹っ飛ばしてね!! フローゼルがまだ負けてなくて助かったよ!!」

果南「んなバカな!? トレーナーからの指示もなしにそんなこと出来るわけ……!!」

千歌「指示、してたよ」

果南「…………? ……まさか、さっきの“みずのはどう”……!!」

千歌「ニシシ、正解っ!」


そう、さっきの“みずのはどう”は攻撃のために使ったわけじゃない。

ルカリオの波導で作り出したシグナルを、池から滝を通じて、離れたフローゼルに指示を送るためだ。

もちろん、難しい指示は出来ないから、あくまで地上のヤドランの位置をなんとなく伝えて、ヌオーをそこに堕とす様に指示しただけだけど。


果南「……く、くく」

千歌「……?」

果南「まさか、こんな戦法使ってくると思ってなかったよ!! 面白くなってきたじゃん!!」


果南ちゃんは楽しそうに笑って、ヌオーとヤドランをボールに戻しながら、


果南「行くよ!! ギャラドス!!」
 「ギシャァァァァァ!!!!!!!!」


5匹目、ギャラドスを繰り出す。


果南「“ぼうふう”!!!」
 「ギシャァァァァァ!!!!!!!!!!!」


ギャラドスが雄叫びをあげると、突然周囲に“ぼうふう”が発生する。


千歌「ぐ……!!」


その“ぼうふう”は“たつまき”を巻き起こしながら、こちらに迫ってくる。


千歌「フローゼル!! “うずしお”!!」
 「ゼルッ!!!!!」


梨子ちゃんと戦ったときに使ったのと同様に、背後の水を巻き上げ、“うずしお”で相殺を狙う。

──が、


 「ギシャァァァァッァァ!!!!!!!」

千歌「いっ!!!?」


そんなことお構い無しに、“ぼうふう”と“うずしお”の向こう側から、巨大な尻尾が降って来た。


果南「“ドラゴンテール”!!!」

 「グゥォッ!!!?」 「ゼルッ!!!!」


二匹が尻尾の衝撃に吹き飛ばされる。

そのダメージで満身創痍だったフローゼルは、


 「ゼ、ゼル……」


さすがに倒れてしまう。



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