千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 23:18:44.51 ID:dd6+2abs0
ニョロボンはそのまま拳の軌道を強引に捻じ曲げて、打ち下ろしてくる。
──ダメだ、避けきれない……!!
そう思った瞬間、
「ワォォォーーーーンッ……!!!!!」
果南「……!」
満身創痍のルガルガン飛び出してきて、
千歌「!!」
「ギャゥンッ!!!!!」
フローゼルの代わりに拳にぶつかり吹き飛ばされる。
千歌「“アクアジェット”ォ!!!!」
「ゼルルルゥッ!!!!!!」
その一瞬出来た隙に、前傾姿勢のフローゼルが一気に加速してニョロボンの足腰に向かって、至近距離から突撃する。
「ボンッ!!!!?」
果南「しまった!? ニョロボン!!」
その進路は──
「ワゥッ!!!!」
さっき落下してきた、しいたけのいる方だ……!!
しいたけが吼えながら走り出す。
フローゼルの“アクアジェット”によって、押されているニョロボンと挟み撃ちにするように、
千歌「しいたけ!! “ギガインパクト”!!!」
「ワォォォーーーンッ!!!!!!!」
「ボォォーーーンッ!!!!!!?」
ニョロボンの背中に向かって、最大級の破壊力をもって突進する。
その衝撃でニョロボンは派手に吹き飛んだ。
千歌「よ、よし……っ……まず、一匹……!!」
三匹掛かりでどうにかニョロボンを突破する。
だが、安心している暇は全くなかった。
果南「ヌオー!! “じならし”!!」
「ヌオーーー」
千歌「だわぁっ!!?」
「ワゥッ!!!?」 「ゼルッ……!!!」
ニョロボンを予想外の展開で討ち取られたと言うのに、果南ちゃんは全く動揺を見せずに次の手を打つ。
ヌオーがぐらぐらと地面を揺らし、私ともども咄嗟に対応出来ずに体勢を崩してしまう。
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