千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 23:15:32.62 ID:dd6+2abs0
千歌「しいたけっ!!!」
「ワォッ!!!!!」
私の咄嗟の声に反応した、しいたけが“コットンガード”を使いながら、再び攻撃を受け止めに前に出る。
──ドガスンッ!!!! と言う鈍い音と共に攻撃を受け止めるが──
「ゥワゥッ……!!!!」
千歌「……!!」
しいたけが苦しげ表情を歪める。
昏倒まではいかなかったが、一度水に落とされたせいで、毛皮の膨張が弱く、ダメージを貰ってしまった。
そして、再び怯んだ隙に、
「ボンッ!!!!!」
ニョロボンは素早く、しいたけに掴みかかる。
「ワゥッ!!!?」
千歌「しいたけっ!!?」
果南「“ちきゅうなげ”っ!!!」
「ボォンッ!!!!!」
「ワォォォォン──」
ニョロボンはそのまま、真上に向かって、しいたけを投げ飛ばす。
千歌「ぐっ……!! “ソニックブーム”!!」
「ゼルゥッ!!!!!」
だけど、私が思考を止めている暇はない。
前方のニョロボンに向かって、フローゼルが音速の衝撃波を放つ。
「ボンッ!!!!!」
さすがに、攻撃に次ぐ攻撃の姿勢を取っていたニョロボンは対応しきれず、怯む。
そして次の指示は空中のルガルガンから──
千歌「ルガルガン!! そのスピードまま、ヌオーに突っ込め!!」
「ワォーーーンッ!!!!!」
ルガルガンが“アクセルロック”のスピードを維持したまま、岸辺でぼんやりとしているヌオーに向かって飛び出した。
まずは一匹だけでも……!!
果南「ヌオーは別にボーっとしてるわけじゃないよ!!」
千歌「っ!?」
この行動は読まれてた……!?
「ヌ、オーー」
ヌオーが気の抜けるような声を出しながら、ルガルガンの方を見て、拳を引く。
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