千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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392: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 18:55:18.92 ID:dd6+2abs0

海未「──……すぅー……」

千歌「──……ふぅー……」


トレーナーの私たちも呼吸を整え、集中。メガストーンを通して、ポケモンと意識を同調させる。


海未「──剣心一如……剣即ち、其れ心也」
 「エルレ」

千歌「行くよ、ルカリオ!! 波導の力を斬撃に!!」
 「グゥォッ!!!」


二匹が腕を引き、そして──斬る。


千歌・海未「「──“いあいぎり”!!!!」」
 「グゥォッ!!!!!!」 「エルレィッ!!!!!!!」


二匹の剣が── 一閃した。


千歌「…………」

海未「…………」


それは一瞬のことだった。

お互いの全力の斬撃がぶつかり合い──


 「グ……」


ルカリオが先に膝をつく。


海未「……勝負、ありましたね」


海未師匠が肩を竦めて、こちらに歩き出す。


海未「千歌──」

千歌「……」

海未「──貴方の勝ちです」

 「エル……レ……」


そして、ルカリオが膝をついてから数刻遅れて──エルレイドが崩れ落ちた。


千歌「……ありがとうございました!!!」


私は、ただここまで育ててくれた師匠に、万感の感謝を込めて──頭を下げるのだった。 





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