千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 05:55:46.03 ID:DoNfZkVt0
マフォクシーの炎の木の棒が、より一層強い炎を宿す。
大技の兆候……!!
鞠莉「“ブラストバーン”!!!!」
「マフォーーーーーーーーッ!!!!!」
先ほどの“オーバーヒート”が比較にならないレベルの炎熱が、一気に発射される。
「ディガァァァァァァーーーーー!!!!!!!!」
ディアルガは爆熱に焼かれ、そのまま700kg近くある巨体が炎の勢いだけで聖域内の内壁まで吹き飛ばされる。
……いや、それどころじゃない。そのまま壁にぶち当たっても、攻撃は終わらず、ディアルガを焼き続ける。
鞠莉「…………」
相手は伝説のポケモンとは言え、全く容赦がない。
彼女は怒らせると、範囲攻撃や相手の動きを制限する技を徹底的に使用し、相手には攻撃の隙を与えず、一気に叩き潰す。
故に一緒に戦うと巻き添えを食らうため、こういうとき、わたくしや果南さんは一歩引くのです。
鞠莉さんの猛攻にディアルガは相当なダメージを負ったようですが……。
「ディガァアァァァァァァァ!!!!!!!!」
炎に焼かれながらも、こちらに顔を向けて、口にエネルギーを収束している。
鞠莉「……」
ダイヤ「鞠莉さんっ!!」
ディアルガが攻撃を発射しようとした瞬間、
「ディガッ!!!?」
ディアルガの頭部を上下に何かの力が急激に挟み込み、口を閉じさせた。
ダイヤ「!?」
そして、そのエネルギーが無理矢理閉じられたディアルガの口内で爆発する。
「ディガァァァァアァァァ!!!!!!!!」
今の技は……まさか、
鞠莉「最初にサーナイトとマフォクシーが“みらいよち”を撃ってた。サーナイトが下から、マフォクシーが上からね」
相手が大技を撃つ瞬間を予測して、すでに攻撃を仕掛けていたらしい。
「ディガァァァ……」
鞠莉「さぁ……これで、終わりよ……!!」
弱るディアルガに、最後の攻撃を放とうとした──瞬間。
「──ディガァァァァ!!!!!」
鞠莉「な……!?」
ダイヤ「!?」
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