千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/17(金) 13:52:38.97 ID:dd6+2abs0
■Chapter086 『決戦! 四天王! @』
千歌「──……さて」
「バクフ」
チャンピオンロードを抜け、梨子ちゃん、曜ちゃんと別れて、歩くこと数十分。
千歌「ついに……辿り着いたね」
「バクフー」
旅の終着点。
千歌「ウテナシティ、ポケモンリーグ……!」
ウテナシティ自体は正直、街と言えるのか怪しいほど、建物が少なく、ここまでにあったのはポケモンセンターだけだった。
ポケモンセンターで回復を済ませ、その先にある大きな建物──ポケモンリーグまで一直線に歩いてきた。
ポケモンリーグの建物は建物と言うよりは、山の中にくりぬかれて出来ているような形をしていた。
大きなモンスターボールを模した意匠の入口以外は岩石に覆われ、その先には山肌が続いている。
更にその山のずーっと先に、高い塔のようなものが見える。
その様相をぼけーっと眺めているわけだけど……。
千歌「……って、ここで立ち往生してても仕方ないよね」
「バクフ」
千歌「行こう……!」
「バク」
バクフーンを一旦ボールに戻し、建物に入ろうとすると……。
その入口に黒い衣装に身を包んだ、ショートボブのベージュの髪の女性が立っていた。恐らくポケモンリーグの門番だろう。
彼女は私の姿を認めると、
門番「ここはポケモンリーグです。これより先はオトノキ地方の全てのジムバッジを揃えた人しか通る資格がありません」
そう告げてくる。
私はごそごそとバッグの中からバッジケースを取り出して、開いてみせる。
門番「……“コメットバッジ”、“ファームバッジ”、“スマイルバッジ”、“ハミングバッジ”、“クラウンバッジ”、“ジュエリーバッジ”、“フォーチュンバッジ”、“スティングバッジ”……。確かに。オトノキ地方のジムバッジ全てを揃えていますね」
千歌「はい」
門番「……ポケモンリーグは待ち構える四天王全員に勝つか負けるまで外に出ることは出来ません。それをわかった上で、この先に進みますか?」
千歌「はい!」
門番「……わかりました。では、通ってください。……御武運を」
ペコリと頭を下げる女性の横をすり抜けて建物の中に足を踏み入れると、
──ゴゴゴ……。
と、音を立てて背後の扉が硬く閉ざされた。
千歌「……ここが、ポケモンリーグ……」
辺りを見回すと、球形に繰り抜かれた空間の中央に真円の足場。
更にその足場の丁度真ん中にエレベーターのようなものが存在し、さらに円状の足場の上半分からは熊手のように橋が伸びていて、それぞれその先に扉が見える。
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