千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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338: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 01:16:45.90 ID:dd6+2abs0

巨大な樹木やとてつもない太さの蔦やら、巨大な花やらが、とてつもない勢いで地面から飛び出してくる。

その植物たちは、全てを焼き尽くすはずの業炎もものともせず迫ってくる。


千歌「“れんごく”が押し負けてる!?」

梨子「これが、私たちがこの旅で習得した、最強の技!! 千歌ちゃん……勝負よ!!!」


炎すらも飲み込みながら急激に成長し、襲い掛かってくる巨大な植物たちは、


 「バクフッ……!!!!!」


一瞬でバクフーンと私の周囲を取り囲む。


千歌「っく!? “だいもんじ”!!」
 「バクフーーーーンッ!!!!!!」


大の字に広がる業火の炎を至近距離でぶつけるが……。


千歌「う、うそ!? 全く、焼ききれない!?」


今も尚どんどんとその幹を太く大きく成長させていく目の前の植物は、相性なんておかまいなしにどんどん迫ってくる。

太い幹の所為で、炎はぶつかった傍から分散して掻き消されてしまう。


梨子「くさタイプの究極奥義だよ!! 簡単に焼き尽くされたりしない!!」

千歌「く……!!」


──どうする!?

炎で攻撃しても、植物が壁のようになって、防がれてしまう。


千歌「……いや!! 幹の外だからだ!! “ほのおのパンチ”!!」
 「バクフーーーーンッ!!!!!!!!」


迫ってくる、樹木にバクフーンが炎拳を突き立てる。拳はすぐに成長する植物たちに飲み込まれるが──


千歌「爆ぜろーーーー!!!!!!」
 「バクフーーーーッ!!!!!!!!!!」


突き立てた拳の爆炎を植物の内部で一気に膨張させる。

すると──

大きな幹は内側から膨張し、爆炎を噴き出しながら粉砕される。


梨子「!!?」


それによって、出来た穴の向こうで梨子ちゃんが驚いている顔が見える。

そんな穴も、次から次へと地面から飛び出してくる、大自然の力によって塞がされて行くが──


千歌「ぶっといのを吹っ飛ばせたなら……OK!!」
 「バクフーーーーーッ!!!!!!!!」


バクフーンの口元に火炎がメラメラと漏れ出す。

炎はただ吹きつけるだけじゃ、簡単に広がって、掻き消される。

……なら、


千歌「一点を貫くように……炎熱でぶち抜く……!!!」



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