千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
1- 20
334: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/17(金) 01:09:52.36 ID:dd6+2abs0

度重なる、激しい攻防に梨子ちゃんが息を切らせる。

ピジョットの“ぼうふう”は渦を巻き、再び大きな“たつまき”となって、天井に向かって巻き上がる。


梨子「ここまで、やれば……ルカリオ……でも……!!」

千歌「まだだぁ!!」

梨子「!!」


土煙を巻き上げる薄茶色の“たつまき”の中から青白い光が漏れ出てくる。


千歌「ルカリオ!! “たつまき”に逆らわなくていい!! その動きに波導を合わせるんだ!!」

 「グゥゥゥゥゥオッ!!!!!!!!!」


私の言葉と共に、“ぼうふう”から生み出された“たつまき”は──波導の嵐となって、一気に膨張する。


梨子「!? きゃ、きゃああああああああ!!!!?」

千歌「だわあああああああぁぁっ!!!?」


辺りを巻き込み、膨れ上がった波導の嵐に巻き込まれ、梨子ちゃん共々吹っ飛ばされる。


千歌「……いたた」


あまりの衝撃に地面を転がるハメになった。

だが、すぐにハッとなって顔をあげる。


千歌「ルカリオは!?」


あげた視線の先では、


 「グゥ……ォ」

 「ピ、ピジョ……」


巨大な波導の嵐に巻き込まれ戦闘不能になったピジョットと、

直撃した“ぼうふう”の威力を殺しきれず、戦闘不能になったルカリオの姿があった。


梨子「ピ、ピジョット……!」

千歌「相討ち……!」


数テンポ遅れて──


曜「ル、ルカリオ……!! ピジョット……!! せ、戦闘不能……!! ふ、二人とも……は、はやすぎ……」


曜ちゃんが息を切らせながら追いついてくる。


千歌「戻れ、ルカリオ」

梨子「戻って、ピジョット」


二人して、メガシンカできるエースをボールに戻す。

さて……私の残る手持ちは一体のみ、



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
460Res/895.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice