千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 00:21:13.28 ID:DoNfZkVt0
曜「千歌ちゃんっ!!!!!」
曜がホエルオーの上から海へと飛び降りようとする、
善子「待ちなさいっ!!! 曜っ!!!!」
それを咄嗟に羽交い絞めにする。
善子「こんな状況で海に飛び込むなんて、自殺行為よ!!?!?」
曜「でもっ!!!! 千歌ちゃんがっ!!!!!」
善子「あんたが飛び込むなっ!!! せめて、みずポケモンに任せなさいっ!?」
曜「っ!!!」
曜はハッとした表情をして、ボールを放る。
曜「タマンタ、お願いっ!!! 千歌ちゃんをっ!!!!!」
「タマッ!!!!!」
梨子「ネオラントッ!!! タマンタと一緒に千歌ちゃんを探してっ!!!」
「ネオーーッ」
二匹のみずポケモンが荒海の中を潜っていく。
ただ、この度重なる伝説ポケモンの攻撃で狂った異様な海模様。正直一瞬でどこまで流されたかすら検討が付かない。
タマンタとネオラントのスピード追いつけるのかは甚だ疑問だ……。
曜「千歌ちゃん……っ……。千歌ちゃん……っ!!」
祈るように、千歌の名前を呼び続ける曜を見て、そんなことは言えなかったが……。
どちらにしろ、不味い。
千歌を失って士気が一気にガタガタになった。
特に曜の動揺が酷く、まともにポケモンの戦闘指示に戻れる状況だとは思えない。
カメックスとルカリオは独自の判断で、攻撃をしてはいるものの、どうしてもトレーナーの指示がないとピンポイントな相殺の質は落ちる。
梨子「チェリムッ!! “ウェザーボール”!!!」
「チェリリーッ」
リリーも戦ってはいるが、ピジョットを失った彼女は遠距離攻撃の手段がほとんどない。
もはや、まともに撃ちあう戦力は、私とアブソルだけ……。
不味い。不味い。不味い。
このままじゃ直に全員やられる。
どうにか……どうにかしないと……!!
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