千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 00:17:46.16 ID:DoNfZkVt0
しいたけは、どんどん膨らんで行き、
──ボスンッ
と、そこに梨子ちゃんが落下する。
千歌「梨子ちゃん!?」
梨子「っ゛……!」
千歌「大丈夫!? どこか傷むの!?」
梨子「……う、うぅん……びっくりしただけ……ありがと、千歌ちゃん……しいたけちゃん……」
どうやら、無事のようだ。
千歌「しいたけが居てよかった……」
安心したと同時にあることを思い出す──
千歌「……あっ」
しいたけは犬ポケモンだ……。
梨子「?」
千歌「り、梨子ちゃん、ご、ごめん!?」
梨子「え?」
千歌「え?」
梨子ちゃんから、当惑の声があがる。
どうやら気付いてない……?
千歌「い、いや気付いてないならいいのっ!!」
梨子「え? う、うん?」
善子「──あんたたち何遊んでんのよ!!」
善子ちゃんから、怒声が飛んでくる。
視線を戻すと、善子ちゃんは絶えずパルキアの攻撃を邪魔してくれている真っ最中だった。
梨子「そうだ、ピジョットは!?」
梨子ちゃんが焦り気味に立ち上がる。
曜「大丈夫!! 落下地点にラプラスに向かって貰ったから!!」
そう言いながら、曜ちゃんが指差すと、
「キュゥゥゥゥーーーー」
背中にピジョットを乗っけたラプラスが声をあげた。
梨子「ほ……ありがとう、曜ちゃん……!」
曜「ヨーソロー!! 気にしないで!!」
どうにか梨子ちゃんとピジョットの無事を確認したところで、私は再びパルキアに視線を戻す。
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