千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/12(日) 00:12:55.25 ID:DoNfZkVt0
その隙にアブソルが攻撃を撃ち込む。
……だけど、
──ッチと音を立てて、アブソルの攻撃はパルキアに届く前に消え去ってしまう。
どうやら、パルキアの周囲にある水色のオーラみたいなものに掻き消されてしまったらしい。
善子「あれ、もしかして“アクアリング”!? そういう技じゃないでしょ!!」
それと同時に、海上にいくつもの水柱があがる。
曜「海中から攻撃!? 海底火山の噴火っぽいよ、あれ!?」
「ボォォォォォオォォォォォォオ」
どうにかホエルオーへの直撃はないものの、辺りにいくつもの水柱があがる。
曜「もしかして、“だいちのちから”!? エネルギーが海底から噴き出してきてる……!!」
千歌「こ、このままじゃホエルオーに攻撃が当たっちゃう……!!」
大きな体のホエルオーだ。このままじゃ、被弾するのも時間の問題。
梨子「──“エアスラッシュ”!!」
「ピジョットォォォォ!!!!!!!」
すると上空から、梨子ちゃんとピジョットの攻撃がパルキアの頭部を掠める、
「バァァァァァ!!!!!!!!」
梨子「防御してても、“とぎすます”で精度を高めた攻撃なら防ぎきれないよね!!」
私たちが打ち合いをしている間、梨子ちゃんは次の攻撃の準備をしていたようだった。
“とぎすます”は一旦集中することによって、次の攻撃が必ず急所に当たるようになる技だ。
お陰で、“だいちのちから”はストップしたけど──
「バァァァル……!!!!!!」
パルキアが梨子ちゃんとピジョットの方に視線を向ける。
梨子「っ!!」
善子「バカッ!? リリー!! 一人で注意引いたら、狙い撃ちされるでしょ!!?」
「バァァァァーーーール!!!!!!!!!」
パルキアが再び腕を、上から下に向かって薙ごうとする。
次は上空の梨子ちゃんとピジョットに狙いを定めて──
善子「アブソル!! “かまいたち”!!」
「ソォォル!!!!!!」
最初同様アブソルがパルキアの腕に向かって攻撃を放つ。
高威力の空刃は、再びパルキアの腕を弾いて技を不発させたが、
──弾かれた腕とは、逆の腕も動いていた。
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