千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/14(火) 12:58:26.96 ID:gM5+0Wds0
「……グゥォッ!!!!!」
千歌「え……」
善子「な……」
──倒れていなかった。
千歌「…………」
これは善子ちゃんも予想外だったようだ。
……いや、私もだった。
「グゥォッ!!!!!」
千歌「!!」
ルカリオが鳴き声をあげる。
ルカリオはもうボロボロだった。
普段はオーラの力で攻撃を受け流し、どんなに強大な攻撃も私と力を合わせて粉砕してきたが……。
私がオーラを弱めてしまったせいで、いつものような防御も出来ず、鋼鉄の爪も、今の一撃を受けて、折られてしまった。
……でも、
善子「なんで立ってるのよ……!!」
なんで? ……なんでって、
千歌「……そうだよね」
「グゥォ」
千歌「ずっと一緒に戦ってきて……ルカリオも強くなってきたんだもんね」
「グゥォ」
例え相手が自分より強大であっても、打ち負けないように、逞しく。
千歌「一緒に戦って、一緒に修行して、一緒に鍛えて、一緒に考えて、一緒に負けて……そして、一緒に勝って来た」
「グゥォ!!!」
そうだ……ただ、それだけのことだったんだ。
善子「ア、アブソル!! もう一発よ!!」
「ソルッ」
千歌「ずっと一緒に戦って、経験して……強くなったんだ、技も、体も、心も……!!」
「グゥォッ!!!!!」
そうだ。
いくら、相手に先読みされて、技が潰されようが、
いくら、相手が強力な技を使ってこようが、
千歌「私たちが積み上げてきた、経験が……なくなるわけじゃない!!」
「グゥォッ!!!!!!!!!!!」
ルカリオのオーラが一気に膨れ上がる。
善子「っ!?」
千歌「相手がどんなに強くても、自分より頭が良くても、私は──私たちは、自分たちが経験して、身に付けた技を、強さを信じて戦うだけなんだ!!! 自信なんて……それだけあれば十分だッ!!!!!」
「グゥォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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