千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/13(月) 12:39:20.72 ID:SDtZ71oz0
千歌「きっとすぐ戻れるよ」
ルビィ「うん、ありがと。千歌ちゃん……ふぁぁ……」
千歌「今はゆっくり眠って休んでね」
ルビィ「うん……そうする……」
ルビィちゃんと別れ……目的の病室へ──
千歌「──……失礼しまーす……」
ゆっくりとドアを開ける。
鞠莉「あら? 千歌っちじゃない」
ダイヤ「千歌さん、いらっしゃい」
訪れたのは、ダイヤさんと鞠莉さんの病室だ。
千歌「二人とも具合は……」
二人のベッドの間にある椅子に腰を掛けながら訊ねる。
ダイヤ「幸い体に目立った異常はないそうですわ」
鞠莉「強いて言うなら、全身筋肉痛が酷いわね……」
ダイヤ「……横になっていても、筋肉が少し痛むほどですから。歩いたり走ったりするのは、しばらくは遠慮したいですわね」
千歌「そっか……でも、二人には何もなくてよかった……」
私は心の底から安堵した。
──そう二人には、だ。
ダイヤ「……大丈夫ですわ。ルビィの過眠症状も恐らく一時的なものだと、診断はされていますし……」
鞠莉「まともに動けもしないのに、ルビィの病室に這ってまで行こうとしてたのは誰かしら?」
ダイヤ「ま、鞠莉さん! 余計な事を言わないでください!!」
千歌「あはは……うん、ルビィちゃんもそうなんだけど……」
私は口ごもる。
鞠莉「……聖良のこと?」
千歌「……はい」
聖良さんは……。あれから一度も目を覚ましていない。
外傷は見た目ほど酷かったわけじゃないらしいけど……。
メガシンカの乱用。伝説の珠の長期間の使用。そして、やぶれた世界での戦闘。
いろんなものが重なり……今のところ、目を覚ます気配がないそうだ。
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