千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/13(月) 04:23:53.15 ID:SDtZ71oz0
ルビィ「お姉ちゃん……!!」
ダイヤ「ルビィ……! おかえりなさい……!」
ルビィ「うん……!! ただいま──」
腕を広げて待つ、わたくしの元に走り出したルビィが、
──途中で崩れるように倒れた。
ダイヤ「……!?」
理亞「ルビィ!?」
わたくしと近くに居た理亞さんが駆け寄ると、
ルビィ「…………くぅ……くぅ……」
ルビィは可愛らしく寝息を立てていた。
鞠莉「……寝てる?」
善子「……まさかの寝落ち」
花丸「ルビィちゃん……ずっと頑張ってたから、きっと疲れたんだよ」
祠の入口の方から、善子さんと花丸さんが歩いてくる。
曜「千歌ちゃん……!!」
千歌「わ!? よ、曜ちゃん……」
そして、案の定、曜さんが千歌さんに抱きつく。
梨子「祠に入ってこようとしていたヤミラミたちは、撤退していきました」
最後に梨子さん。
果南「……本当の本当に役割がなくなって、逃げ帰ったのかもね。ある意味、ゴーストタイプの王様だったみたいだからね、ギラティナは」
そんなことを肩を竦めて言う果南さん。
鞠莉「……果南」
果南「あ、鞠莉……お疲れ」
鞠莉「……お疲れじゃないわよ」
果南「……え?」
鞠莉「また、一人で無茶して……戻ってこれなかったらどうするつもりだったのよ……!!」
果南「あ、うーんと……まあ、戻ってこられたんだから、いいじゃん」
鞠莉「……バカ……っ」
果南「……悪かったって」
果南さんはバツが悪そうな顔をしながら、鞠莉さんに言葉を返す。
果南さんは、抱きついて安堵から涙を流す鞠莉さんの頭を撫でながら、しばらくの間、そうして慰めていたのでした。
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