千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/13(月) 03:57:36.97 ID:SDtZ71oz0
千歌「……みんなァッ!!」
私はバトルフィールド上に散らばる仲間たちに聞こえるように声を張り上げる。
千歌「わたしは……っ!! 聖良さんを止めたい……っ!! だから、みんなの力を貸してぇっ!!」
「グゥォッ!!!!!!」
ルカリオがその声に呼応するように、後ろ手に構えた両手の間に、巨大な波導の弾を作り出す。
──それと同時に、先ほどまで居た、雪崩に巻き込まれた足場から、熱気が溢れてくる。
「バクフーーーーッ……!!!!!!!」
氷を溶かしながら、バクフーンが立ち上がる。
一方で、大きなつららたちに沈んだ、ルガルガンが、
「ワォォンッ!!!!!!」
つららを自身の鋭い岩で砕き割りながら、立ち上がる。
ガタガタと揺れる腰のボールから、
「ピィィィ!!!!!!」
ムクホークが飛び出し、
「ゼルルッ!!!!!」
フローゼルが、尻尾のスクリューを回転させながら、再び滝へと飛び込む。
「ワフッ!!!!」
そして、しいたけが目を見開きながら、私の戦意に呼応するように鳴き声をあげた。
千歌「いくよ!!! みんなっ!!!!」
「バクフッ!!!!」「ピィィィッ!!!!!!」「ワォーーーーンッ!!!!!!!」「グゥォッ!!!!!!!」「ゼルルッ!!!!!!!!」「ワッフッ!!!!!!!」
私は立ち上がって、ムクホークと共に空へと翔けだした。
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