千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/13(月) 03:50:04.56 ID:SDtZ71oz0
「ゼルルッ!!!!」
フローゼルが私の服に噛み付く形で、救出される。
──しかし、サメハダーの攻撃は終わらない。
「ゼルッ……!!!」
千歌「……ぐっ……!! がぼっ……!!」
サメハダーの攻撃はどんどん“かそく”していく。
息継ぎのために水の外に顔を出す暇さえない。
──このままじゃ、ダメだ……!!
とにかく反撃……!!
「ゼルゥッ!!!!!」
フローゼルがデタラメに“アクアテール”を振るう。
「シャァァァッ!!!!!!!」
当然のように難なく避けたサメハダー──
が、避けたのは一本目。
フローゼルの尻尾は二本ある。
「シャァァッ!!!?」
「ゼルッ!!!!!!」
鼻っ面に“ダブルアタック”の二撃目を叩き込み、
その反作用を使って、どうにか滝の外に脱出する。
私たちはそのまま、近くの浮いている足場に落ちていく。
千歌「しいたけ!!」
私はその足場に向かってボール放る。
「ワフッ!!!!」
しいたけはボールから出るとすぐさま、“コットンガード”で自らの体を膨張させ、私とフローゼルを受け止める形で、地面との激突を防いでくれる。
千歌「は……っ……はぁ……っ……」
息が切れる。……強い。
聖良「……力の差がわかりましたか?」
聖良さんはプテラに掴まったまま、こちらを見下ろして声を掛けてくる。
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