千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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115: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/13(月) 03:46:27.33 ID:SDtZ71oz0

気付けば、ツンベアーは次の攻撃行動、ルガルガンに向かって大きなつららを落として攻撃していた。


 「ギャゥッ!?」

千歌「ルガルガン!?」


大量のつららが直撃し、それに埋まっていくルガルガン。


聖良「余所見してる場合じゃないですよ?」

 「ピィィィッ!!!?」
千歌「!?」


今度はすぐ近く、自分が現在進行形で脚に掴まって飛んでいるムクホークから、声があがる。

慌てて、見上げると、そこには──先ほどバクフーンに攻撃をしかけたヤミラミがムクホークの背中の上に移動していた。


聖良「“イカサマ”!!」

 「ヤミッ!!!!」

 「ピギィッ!!!!?」


背中の上からヤミラミの攻撃を受け、ムクホークは為す術なく、地面に向かって墜落を始める。


千歌「くっそ……っ!!」


展開が速すぎて頭が追いつかない。

これが、実力の差だとでも言うんだろうか、

──でも、


千歌「負けるかぁ……っ!!!」
 「ピピピィッ!!!!!!!」


墜落寸前のところで、ムクホークは体勢を立て直し、中空に浮かぶ地面の上スレスレを飛びながら再び空中へと舞い戻る。

──だが、


聖良「気合いは認めますよ」

 「ベアァァッ!!!!!!」

千歌「……っ!!」


再び飛び立ったムクホークの進路には、ツンベアーの姿、

そのまま、大きな腕でムクホークを鷲掴みにし、


 「ピィィィッ!!!?」


ムクホークの脚に掴まっていた私ごと、まとめてさっき果南ちゃんがギラティナを押し込んだ滝に向かって、投げ飛ばされる。

──ザバンッ。

音を立てて、滝に飲み込まれ、そのまま下流に向かって流される。


 「ピ、ピィィィィ!!!!!」

千歌「っく……!!」


私は咄嗟に、泳げないムクホークを戻しながら、次のボールを開閉した。

──手持ちの力によって、水上に顔を出す。



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