6:名無しNIPPER[sage saga]
2019/05/10(金) 21:13:13.84 ID:rBcPHpC60
「やったか!?」
職員の一人が思わず立ち上がった。
しかし隕石の表示は消えなかった。
それはこれまでと全く同じ結果――旧時代に作られた強力な爆弾、放たれた核よりも何倍も威力を持つ
数々の破壊兵器がそうであったように――地球へと迫る巨大隕石に傷の一つもつけられやしなかったのだ。
最早人類、いや、地球にはその崩壊を免れる為の手段が残っていない。
局長が悟った様子で顔を伏せた。
「そらみろ」
カウントダウンは依然止まらず。
センター内の緊張は先程までと比べられない。
「だから押すのが早いと言ったんだ」
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