220: ◆sA2CpGLy66[saga]
2019/05/30(木) 00:01:24.99 ID:M/tAXVVx0
熊野「この鎮守府、本土から遠いでしょう?」
長波「え?あ、ああ。帝都の距離は全鎮守府の中で一番だな、ダントツで」
熊野「だからここで提督を暗殺することは容易い、という考えらしいですわ」
長波「な、なんだそれ…?」
熊野「本土で鎮守府の長が死ねば大ニュースでしょう?それが深海棲艦の攻撃であろうと民間の手であろうと軍の仕業だろうと」
長波「まあ、そうだな」
熊野「ですがここなら、大方深海棲艦の攻撃を受けたとされるか、もしくはそもそも死んだことをもみ消すか、まあそういうことですわね」
長波「な、なるほどな。でも、提督生きてるじゃん」
熊野「返り討ちにしていますからね」
長波「暗殺部隊を?」
熊野「ええ」
長波「強いんだな…」
熊野「それなんですの」
長波「え?」
熊野「最近この鎮守府に力が着きすぎていることを大将様が不安視なさってまして」
長波「ああ」
熊野「暗殺部隊が来るペースが増えていますのよね。具体的には週一」
長波「週一って…」
熊野「前回なんか40人程おいでなさって…」
長波「よ、40!?それ暗殺って言えるのか…?」
熊野「最近はただの海賊のような有様ですわね」
長波「提督って大変なんだな…」
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