219: ◆sA2CpGLy66[saga]
2019/05/29(水) 23:51:47.62 ID:xEH9Xyfk0
熊野「まず、暗殺部隊を送っている方の正体ですが」
長波「い、いきなり核心だな」
熊野「大将様ですわ」
長波「…えええええええ!?大将!?大将ってあの!?」
熊野「ええ、現在の海軍には大将の方が一人しかいませんから、貴女が思っている通りの方ですわね」
長波「大将が…提督を暗殺…?」
熊野「ええ。提督を嫌っている方が陸海問わず軍内に多数おりまして、大将様もその中の一人なのですわ」
提督「嫌ってるとかいうなよ、悲しくなっちゃうだろ」
熊野「私は好いております」
提督「おいまじかよやる気出てきたわ」カリカリカリカリカリ
熊野「提督にこう接することで掌の上で踊らせることができますわ。覚えておいた方がよくってよ」
長波「そ、それはどうなんだ…?」
熊野「話を戻しますと、提督は昔、陸軍内の諜報機関に属しておりまして」
長波「スパイってことか?」
熊野「ええ。その頃の提督は陸軍少尉…しかしスパイという立場上、その階級では伝えられない、知ってはいけない情報もたくさん持っておりました」
長波「………」
熊野「そして提督が世界各地を飛び回っている頃、世界中の国は深海棲艦という共通の敵の打倒のために一致団結、提督の所属している諜報機関はほとんど用済み」
長波「…………」
熊野「そこで上層部は諜報機関に充てる予算を減らすことを決意、提督は諜報機関を首になりましたわ」
長波「スパイが首ってことは…」
熊野「そうですわね。提督は軍の中枢部の機密事項事項を扱っていました。その中には非合法のものもあったでしょう。そんな『知りすぎた』男を野放しにする訳には参りません」
熊野「そこで上層部が彼に出した辞令が、この鎮守府の長になること、ですわ」
長波「…いや、それ結構無理ないか?陸軍少尉が提督やるって…」
熊野「詳しい話は割愛いたしますが、この鎮守府を受け持ちたい方が全くいらっしゃらなかったそうです。だからその役目をこの方に押し付けた…」
長波「………それは」
熊野「と、いうのは建前らしいですけど」
長波「へ?」
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