サトシ「アローラ地方…久しぶりだな」
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37: ◆JJ3YoLBgLc[saga]
2019/05/04(土) 14:52:13.27 ID:rdawHti/O
…………

サトシ「えぇー!?ここってマオのお店じゃないの!?」

ピカチュウ「ピカァ!?」

マオ「う、うん…そうなんだよ…」ショボン

アマージョ「ッジョォ…」ショボン

スイレン「てゆーかサトシ、普通に考えればわかる。それくらい」

サトシ「じゃ、じゃあ……ここにくる前に見たbarアイナって……」

マオ「……あれが今のアイナ食堂の姿だよ」

サトシ「……アイナ食堂のチェーン店とかじゃないの……?」

マオ「あそこが正真正銘サトシの知ってたアイナ食堂の本店だよ」

サトシ「……なんでそんなことに……」

マオ「……サトシ、ここのファミレスどう思う?」

サトシ「どうって……すっげー人がいっぱいだし、料理も美味し……」

マオ「………………」

サトシ「い、いや!もちろんアイナ食堂の料理の方が美味いけどさっ!」アセアセ

マオ「いいんだよサトシ。本当のことなんだから」

マオ「ここのファミレスってさ?サトシの言うように料理も美味しいし種類も多い、お店や店員の対応や雰囲気もいいし…オマケに娯楽施設やクーラーも完備で大繁盛してるんだよ」

サトシ「マオ……」

マオ「……五年前にここがオープンしてから……すっかりアイナ食堂のお客さんがとられちゃって……それでもって常連さんたちは食べにきてくれてたんだけど……」

マオ「……やっぱりそれだけじゃやっていけなくってさ?それでもアイナ食堂は潰したくないから……ここで料理を食べたお客さんや仕事帰りの人を狙ってbarって形でなんとか存続していってるんだ……」

サトシ「で、でも!料理の味ならアイナ食堂だってここに負けてないよ!」

スイレン「そうそう!アイナ食堂の料理はアローラ……いや、世界一!!」

ピカチュウ「ピッカー!」

マオ「ありがとう。サトシ、スイレン……でもさ?」

マオ「もう…"味"だけじゃやっていけない世の中なんだよ……」

サトシ、スイレン「…………………」


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