3:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:04:49.60 ID:AEVT7W6Z0
とある日、劇場
志保「おはようございます」
美也「おはようございます〜、志保ちゃん」
4:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:06:34.92 ID:AEVT7W6Z0
美也「プロデューサーさん、おはようございます〜」
志保「おはようございます。呼ばれたのは私たちだけですか?」
P「ああ、今日呼んだのは美也と志保の二人だけだよ。
5:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:10:20.59 ID:AEVT7W6Z0
美也「お〜。それはとっても素敵なステージになりそうですな〜」
志保「……」
P「と、いうわけでだ。どうだ、二人とも。引き受けてくれるか?」
6:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:11:27.70 ID:AEVT7W6Z0
・
・
・
志保「……」
7:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:12:45.75 ID:AEVT7W6Z0
志保「なんですか、美也さん。どうかしましたか?」
美也「いえ、志保ちゃんがなんだか、しかめっ面になっていたので……。
もしかして、お腹が痛いんでしょうか〜……」
8:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:14:51.07 ID:AEVT7W6Z0
『かっこよかった』……それだけ?
美也さんからは、まったく焦りや緊張感を感じない。
私はまだこの人のことをよく知らないけれど……。
もしかしたら、普段の印象とは違って、本当はダンスが得意なんだろうか……?
9:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:15:33.26 ID:AEVT7W6Z0
志保「美也さんも私も、ダンスはあまり得意な方じゃありません。
そんな私たちに、プロデューサーさんは敢えてこの仕事を……。
ダンスをテーマにしたステージを与えたんです。
ただ公演を成功させるだけなら、もっと他に適役が居たはずなのに」
10:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:16:48.59 ID:AEVT7W6Z0
美也「でも、きっと大丈夫ですよ〜。頑張れば、ちゃんと公演には間に合いますよ〜」
志保「……」
美也さんは、まったく変わらない、のんきな声と表情でそう言った。
11:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:19:27.04 ID:AEVT7W6Z0
・
・
・
志保「はあ、はあ、はあ……!」
12:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:20:11.46 ID:AEVT7W6Z0
志保「休憩だなんて、そんな余裕は……」
美也「でも、疲れたまま練習していたら、怪我をしてしまうかも知れません〜。
それにプロデューサーさんも、『初日から飛ばし過ぎないように』と言っていましたし〜……」
52Res/37.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20