美也「志保ちゃん、一緒に頑張りましょうね〜」
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10:名無しNIPPER[saga]
2019/04/24(水) 20:16:48.59 ID:AEVT7W6Z0
美也「でも、きっと大丈夫ですよ〜。頑張れば、ちゃんと公演には間に合いますよ〜」

志保「……」

美也さんは、まったく変わらない、のんきな声と表情でそう言った。
……これ以上話しても、時間の無駄だ。

志保「私、先に行ってレッスンを始めてますから。美也さんも早く着替えてください」

美也「お〜、志保ちゃん、早いですな〜。それでは、私も急いで……」

美也さんが言い切るのを待たずに、私は扉を閉めた。
この人に合わせていたら時間がいくらあっても足りない。
ただでさえ、公演まで十分な時間があるわけではないんだ。
この仕事が本当にプロデューサーさんからの試験のようなものだとすれば……。
いや、仮にそうじゃなくても、公演は絶対に成功させなければならないのだから。



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