やちいろ「イチャイチャ」 水波レナ「・・・・・・・・・」
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3: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/04/21(日) 15:43:17.28 ID:Fkt1CpLL0

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こころ「まさら、映画面白かったね!」

まさら「面白かったの? 私にはよく分からなかったわ」

こころ「もー。寝ないでちゃんと見てたの?」

まさら「見てたわよ。本当に何が面白いのか分からなかったの。でも、私も面白いと感じたい。だから、あなたが面白いと思った理由を教えて欲しいのだけれど、いい?」

こころ「それはもちろん! いくらでも説明するよ! まず何と言っても一番 キュン!/// ってなったのが、あのキスシーンだよねー」

まさら「きゅん・・・?」

まさら「・・・・・」スッ スッ

こころ「クールなヒロインがおせっかい焼きの主人公にだんだんと心惹かれていってからのあのシーンは・・・って、まさら何してるの?」

まさら「その、きゅん なるものが何か分からないから辞書で調べようと思って」

こころ「いやいや?! それって調べるとかそういうんじゃないよ!」

まさら「そうなの? ますます分からないわ・・・」

こころ「そっからかー・・・。えと、まずね、ヒロインの子は、最初のうちは主人公に全く興味がなかったよね?」

まさら「そうね。そこまでは分かるわ」

こころ「だけど主人公の方はね、自分の身を大切にしないヒロインの子のことを危なっかしく思って放っておけないの」

まさら「どうして?」

こころ「そういう性格だから! そうやって二人は同じ時間を過ごすうちに、ヒロインの子にとって主人公はかけがえのない存在となっていって―――」

まさら「あっ、ちょっと、ちゃんと前を向いて歩いた方がいいわよ。何かに躓いたら危ない」

こころ「いーや! まさらが分かってくれるまでしっかり説明を―――・・・・あっ!」コケッ

まさら「!」ガシッ グイッ

こころ「わあっ?!」フラッ



   ・・・・・・・ほっぺに ちゅ☆



まさら「?!」

こころ「・・・・あっ!///」

まさら「・・・・・・・・・」

こころ「ごっ、ごごごごめんっ!/// あ、当たっちゃった・・・!」

まさら「・・・・・・・・・」

こころ「本当にごめんねっ! ちゃんと前向いて歩くね・・・」

まさら「・・・・・・・・・」

こころ「えっと・・・。どこまで説明したっけ・・・? えーと・・・。あ、あれ、なんだか顔が熱い、なあ/// あははっ、なんでだろう///」 手で顔をパタパタ






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