54:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 15:58:53.70 ID:i/o/WJrU0
幸子「けど、その手塚守さんって人、今は立派に教師やってたんでしょ?」
冠城「えぇ…校長先生曰く、プロと思うくらいの腕前だったらしいですよ」
右京「恐らく、恭子さんから教師としてのノウハウを叩き込まれたのでしょう」
「そして、少年時代から持っていた頭脳も、彼を手助けしていたに違いありません」
幸子「だとしたら、可哀想ですね。せっかく更生して、大好きな先生みたいな教師になれたのに……」
「何か同情しちゃいます……」
冠城「そう言えば、女将さんも真面目にやり直した前科者の一例でしたね」
幸子「まあ…私は幸運が重なったのが大きいですけど」
「…あ!お酒、切らしちゃいました。ちょっと取ってきます」
そう言って幸子は、店の奥に消えていく。
それを見計らい冠城は
「右京さん…色々と気になる事が、あるんじゃないんですか?」と右京に尋ねた。
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