44:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 15:38:55.12 ID:i/o/WJrU0
右京「…ところで、ご主人の遺体が公園で見付かったわけですが、殺される前にご主人は何か言っていませんでしたか?」
みさき「分かりません」
「昨日、出掛ける際に『今日は用事があって帰りが遅くなる』としか言っていなくて……」
「しかし、朝になっても帰ってきていなくて……探しに行こうと思ったら、刑事さん達がやって来て、主人が殺された事を聞かされたんです」
右京「用事があって遅くなる…ですか」
冠城「どんな用事があったんでしょうか?」
みさき「さあ?あの人とは結婚して随分経ちますが、こんなこと初めててで……」
右京「ちなみに、ご主人が借金を返せると言い出したのは、いつ頃あたりか覚えていらっしゃいませんか?」
みさき「確か……1週間ちょっと前あたりだったと思います」
右京「1週間ちょっと前……そうですか」
こうして、みさきから話を聞き終えた特命係の二人は吉田家から離れ、『とある場所』を目指して歩き出す。
その間、彼らは吉田の情報の整理をはじめた。
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