38:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 15:26:42.13 ID:i/o/WJrU0
右京「僕もこの現場一帯を見て回りましたが、この場所で隠れられそうな所は、あのトイレしかありませんでした」
冠城「あそこって確か、髪の毛が見つかった場所ですよね?」
右京「おまけに、吉田先生の遺体の比較的近くにありました」
「ですが…あの場所から、手塚先生の髪の毛は見付かっていません」
冠城「妙ですね……」
「ボウガンは、音もたてずに離れた相手を殺傷するのに特化してはいるけど、あれほどの大きさの物を持ったままでいるのは得策ではない」
「何処かに隠すか、ボウガンごと隠れる必要があります」
「手塚先生がそうするには、あのトイレに隠れる以外に手はなかったはずです。なのに、彼のいた痕跡が見付からないなんて……」
右京「それも気掛かりですが、それ以上に気になる事があります」
「吉田先生は、何故この場所に来たのでしょうか?それも、夜の1時という夜更けに……」
冠城「確かに…何ででしょうね」
「この公園は、昼間も利用者が少なくて、夜に至ってはほとんど無人……」
「誰もいない公園で、何を…?」
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