190:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:13:54.03 ID:r6in7ffD0
手塚「いや……知ってたよ」
広田「え…?」
191:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:15:13.19 ID:r6in7ffD0
手塚「君が、平良先生の家族だってこと…途中から気づいてた」
「だって君、他の先生達と僕を見る目が違っていたし、それに……」
「前に殺した相手だったからかな?君からは、平良先生と似た何かを感じたんだよ」
192:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:16:05.54 ID:r6in7ffD0
右京「君は、立派な大人になれましたよ……」
「守君」
193:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:16:45.27 ID:r6in7ffD0
手塚「じゃあ、平良先生のところに行こうか?」
広田「はい…!」
194:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:17:51.32 ID:r6in7ffD0
―夜 花の里―
幸子「そう…被害者の遺族と和解できたんですね?手塚先生」
195:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:18:32.18 ID:r6in7ffD0
冠城「確かに、事件の内容は概ねあなたが話した通りでした」
右京「なら、それでいいじゃありませんか」
冠城「ところが、ひとつだけ明らかになっていない謎があった事が分かったんですよ」
196:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:20:25.28 ID:r6in7ffD0
冠城「右京さん…16年前の事件の当事者である、あなたにお聞きします」
「16年前の事件は、所轄とあなたの元に第一発見者からの通報があった事で、判明したんですよね?」
右京「えぇ…それで、亀山君と米沢さんを連れて現場に向かいました」
197:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:21:52.34 ID:r6in7ffD0
冠城「警察に色々と聞かれるのが苦手で、匿名で通報するだけのケースもなくはありません」
「しかし…俺が気になっているのはそこではなく、その人物が所轄だけでなく、わざわざあなたにまで通報した事です」
「特命係に直接通報する人って、大体が特命係と面識がある人ですよね?」
198:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:23:26.96 ID:r6in7ffD0
右京「本当に君は、時と場合によっては僅かな手掛かりで、踏み込んだところまで行き着いてしまうんですねぇ……」
冠城「そのような言葉が出るという事は、当たり……ですか?」
右京「そう取って頂ければ結構です」
199:名無しNIPPER[saga]
2019/04/26(金) 21:24:46.57 ID:r6in7ffD0
右京「ちょっとした知り合いです」
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