【たぬき】神谷奈緒「あたしの髪には何かが棲んでいる」
↓
1-
覧
板
20
40
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:08:01.90 ID:fzUqSW1/0
誰にも捕まらなかった。気付かれもしなかった。
綿毛の幸運が助けてくれたんだ。
人ごみに隙間ができて、出口のゲートに行列は無く、追い風が背を押して、渡る信号はみんな青。
シャボン玉の割れるようなキラキラした音が、すぐ後ろで断続的に咲き続けた。
以下略
AAS
41
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:09:52.00 ID:fzUqSW1/0
〇
二人して足を止めた時、アイドル神谷奈緒に気付いた人は誰もいなかった。
以下略
AAS
42
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:12:37.62 ID:fzUqSW1/0
言っておくべきことが、まだあるんじゃないか?
周りは静か。誰もいない。
もしかしたら、魔法の時間はまだ続いているのかもしれない。
以下略
AAS
43
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:13:52.24 ID:fzUqSW1/0
「!!?」
「……? すまん聞こえづらかった、なんだって?」
「あ!? いっいや、なんでも! なんでもなっ――」
以下略
AAS
44
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:15:25.22 ID:fzUqSW1/0
「トイレだっ!!!」
プロデューサーさんが、ぽかんとした。
以下略
AAS
45
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:16:54.70 ID:fzUqSW1/0
『なんで』
『逃げるんだ?』
以下略
AAS
46
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:17:49.68 ID:fzUqSW1/0
「誰もそんなことしろなんて頼んでないだろっ!!」
以下略
AAS
47
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:23:49.94 ID:fzUqSW1/0
…………あ。
しまった。
また、言っちゃった後で事の重大さに気付く。
以下略
AAS
48
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:25:59.96 ID:fzUqSW1/0
「違っ――違うんだ、今のは別にお前らが嫌いって意味じゃなくて……」
弾けた綿毛は、戻らなかった。
急に地面から冷たい風が吹いて、全身を撫で上げた。
以下略
AAS
49
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:27:43.04 ID:fzUqSW1/0
〇
P「…………」
以下略
AAS
50
:
◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/04/16(火) 02:28:46.60 ID:fzUqSW1/0
奈緒「何言ってんだあたしだよあたし! 奈緒っ!!」サララァ〜ン
P「えぇ、な、奈緒!? お前どうしたそのサラツヤストレート!?」
以下略
AAS
84Res/63.57 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【たぬき】神谷奈緒「あたしの髪には何かが棲んでいる」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1555339914/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice