荒木比奈「好きになんてなりたくなかった」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2019/04/08(月) 22:22:04.42 ID:CjH4GEOcO
「いいっスよ。可愛がってくれても。プロデューサーに可愛がられるの、私も好きで嬉しいでスし。……でも」

「……でも?」

「でも、それならしてもらいまス。全部。私を愛するための、全部」


 今度は鼻へ。

 数分と経たない前にこちらからしたように、今度は比奈のほうから。鼻へ落とす愛玩のキス。


「可愛がってください。可愛がらせてください。求めてください。求めさせてください。嫉妬してください。嫉妬させてください。愛してください。愛させてください。……私の全部をあげまスから……プロデューサーの全部を、私に、ください」


 頬に。顎に。瞼に。額に。髪に。

 ぐっと身体を伸ばして近付いた比奈が、あらゆる場所へ唇を。

 ちゅ、ちゅ、と。啄むようなキスを何度も降らす。繰り返し重ねながら、吐息混じりの囁き声で言葉を送り続けてくる。


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