8: ◆CS7uVfQgX.[saga]
2019/04/07(日) 22:31:19.69 ID:DPD4NUpc0
「プロデューサーさん!」
大きめの白いタオルを羽織った百合子がPがいるパラソルの下まで駆け寄ってくる。
「こんな時にまでお仕事ですか?」
「こんな時にまでお仕事するのがプロデューサーというお仕事なの」
「担当アイドルが撮影しているのにですか?」
そういって百合子が自然にPのすぐ横に腰を下ろす。
こういうとこが無防備で心配になる。Pは内心ため息をつき、業務用パソコンを閉じる。隣に座った百合子からは少しの潮の香りと、女の子特有の甘い匂いがして心臓が鼓動を早める。そんなことを百合子に感づかれたくない気持ちから、Pは分かり切っていることを聞いてしまう。
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